契印とは、契約書の枚数が2枚以上にわたる場合、一つの文書であることを証明するために、両ページにまたがって押す印のことです。
いくつかの決まり事があるので見てみいきましょう。
1:2名以上の署名者がいる場合は、その署名者全員の印鑑を押さなければなりません。
2:契約書の署名捺印欄に用いたものと同じ印鑑を押さなくてはなりません。
3:契約書1枚ごとに捺印する必要があります。
4:契印は印鑑の半分ずつ、両ページの見開きにまたがるように捺印します。
一度、綴じた契約書は、後から修正することができないように、ページの割れ目に捺印します。
袋綴じの場合は、裏表紙の綴じ目にのみ、捺印すれば良いとされています。
封緘印(ふうかんいん)とは「封」や「緘」などの文字が刻まれた印鑑で手紙などの封に使われます。
封緘印は書簡印ともいわれています。
落款印とは絵画や書(書道)や手紙や魚拓などに使用される印鑑のことです。
一般的には落款印によってその作品を自分のものと証明することに用い、また、その作品が完成していることを示すともされています。
蔵書印とは書籍の所蔵を示すために書籍に捺印された印影のことをいいます。
蔵書印専用に●●蔵書と彫刻された印鑑が一般的です。
職印とは司法書士●●之印というように、職名と姓名が刻印されている印鑑です。
おもには司法書士、行政書士、弁護士などの士業の方が使用することが多いです。
役職印とは支社長之印、所長之印などの役職名が入った印鑑です。
社内文書などで決裁等を担当する要職の方が使用されることが多い印鑑です。
角印とは企業(法人・組合・個人商店など)を世に認めさせる印鑑で、四角形の印鑑の中に会社名や団体名や屋号(店名)などを彫刻します。
請求書・領収書・契約書などに用いることが一般的ですが、登録の義務は法律上ありませんので企業における認印として社名の上に押印して使用されます。
会社の銀行印とは法人においては法人格にて銀行の口座開設にあたって登録する印鑑で、登録後は小切手・手形・各種預金や引出しに使用します。
会社の実印と会社の銀行印の併用を避ける方がいろいろなリスクを考えた時には有用です。
会社の実印とは法人印ともいわれ、登記上の本店所在地にある法務局で登録した印鑑になります。
会社の実印は登録法においての規定が定められておらず、どんなものでもよいですが、
個人の実印以上に法人の法律上・社会上の権利と義務の発生が伴う印鑑ですので、その重要性は言うまでもありません。
会社名と役職名(代表取締役印)などが彫刻されたものを登録することが一般的です。
認印は印鑑登録を行っていない印鑑全般を指します。
簡単な金銭・物品の受取の確認として使用されたり、印鑑証明を必要としない書類への使用があります。
具体的には伝票・出勤簿・領収書・出生届・死亡届・業務上の確認印や決済印として使用されています。
銀行印は金融期間において個人が各種口座の開設にあたって登録する印鑑で、登録後は金銭の出納に必要とされる印鑑です。
個人の財産を守り金銭の出納に使用される重要な印鑑ですが。
ATMの普及により使用頻度は少なくなっています。
実印は個人が住民登録をしている市区町村の役所・役場にて印鑑登録申請を行い、正式に受理された印鑑です。
実印は法律上・社会上の権利と義務の発生を伴う、非常に重要な印鑑です。
不動産取引・公正証書の作成・遺産相続・自動車登録(売買)・婚姻届などに使用され、
その重要性から銀行印・認印などの他の用途で使用する印鑑とは併用を避ける方がリスクを免れます。
知っているようで知らない印鑑のこと、自分で聞いたり調べないと誰も教えてくれませんし、 もちらん学校でも教えてもらえません。でも印鑑を押すということはその人の意思表示を表す重要な行為なのです。
だから、ちゃんとした知識を理解し、今後のあなたの生活の節目節目で使用されるはんこをうまく使いこなしましょう。
特に実印は、法律でも定められている印鑑登録制度に準じで作成しなければならなく
財産をも左右する大切な印鑑です。